「大学院生の就活はアカリクがおすすめって聞いたけど、実際どうなの?」
この記事を読めば、大学院生の就活サイトおすすめNo.1とも言われる「アカリク」のおすすめポイントや注意点がわかります。
また実際の利用手順も画像付きで載せてあるので、本記事を読みながら登録が進められるようになっています。

アカリクは私も実際に利用したことがあるサイトです。
利用者の観点から、すごい!と感じた点から、少し面倒に感じたところなど、どの記事よりも詳細にまとめてみました。
アカリクの凄さや、なぜこんなにも大学院生におすすめされているのか、その理由を探していきましょう!
Contents
【徹底解説】アカリクの強みとは?

そもそもアカリクとはどのような組織が運営しているのでしょうか?
運営会社がしっかりしていないと、就活という大事な選択を任せられませんよね。
株式会社アカリクが運営
以下がアカリク運営組織の概略になります。
会社名 | 株式会社アカリク |
創業 | 2006年11月 |
代表者 | 代表取締役社長 山田 諒 |
資本金 | 1億1500万円 |
所在地 | 東京都渋谷区渋谷2-1-5 青山第一田中ビル2階 |
電話番号 | 03-5464-2125 |
これだけ見てもどんな会社か、いまいちピンときませんよね…。
税法上の分類において、資本金が1億円を超える企業はいわゆる”大企業”に分類され、法人税の軽減がされるようです。

資本金ですのであまり滅多なことは言えませんが、しっかりと準備をした上で設立された会社であるという背景が伺えます。
さらに創業から15年以上経っており、実績としても十分と言えるでしょう。
代表取締役の山田諒さんはTwitterもやっているので、どんな人がやってる会社、事業なのか気になるという方は確認しましょう!

私もTwitter見ていますが、大学での講演や学生団体との共同イベントなど、多方面でご活躍されているようです。
アカリクに登録する就活生の82.7%が理系学生

アカリクは、「就活中の大学院生の3人に1人が利用する大学院生No.1就活サイト」を謳っています。
なかでも理系大学院生の就活に非常に強い就活サイトになっています。
23年卒のアカリク登録者数は17,350人(2022年10月)で、そのうち82.7%が理系学生です。
さらに、2022年5月現在において、24年卒は5,681人が登録しています。
理系大学院生ならアカリクに登録しない手はない
さらに詳細な内訳は以下の通りです。
理系の専攻を全て網羅しているような内訳になっています。
様々な分野の学生が登録しているため、応募したい企業も種類豊富に選ぶことができます。

理系大学院生の就活=アカリクと言われている理由がよくわかります。
男女比においては、やはり男性の登録が多いですね。
こちらは院生全体の男女比から見ても妥当かもしれませんが、裏を返せば登録している3割が女性とも取れます。

アカリクは女性の方も利用しやすい就活サイトのようですね。
他の就職サービスとは違うアカリク独自の強みとは?
アカリクは大学院生に特化した就職サポートをうたっていますが、具体的にどういったサポートをしてくれるのでしょうか?
アカリクの就活サポートは、主に以下のようなサービスを展開しています。
- 理系・院生特化のスカウト
- 分野別の特別イベント
- 院生卒のプロに就活相談
それぞれ具体的に見てみます。
1. 研究内容や業績でスカウトがくる
まずアカリクに登録すると、プロフィール欄に研究内容や業績を入力する欄があります。

私もはじめて登録した際に正直驚きました。まさに”院生に特化”している就活サービスだなあと。
大学院生が就活で躓きやすい点として、ガクチカ(いわゆる学生時代に力を入れたこと)が研究以外に無いことが挙げられます。
学部生の頃と違い、研究以外に割ける時間はほとんどありません。
そのため大学院生は、面接でガクチカに対して答えられる内容がほとんどないのです。

院生は特に苦戦するところ…。面接で答えようとしていた内容が研究のことばかりになってしまうため、面白みがないんじゃないかと考えてしまいます。
その点アカリクでは、登録した後に以下のようなフォーマットで研究内容や業績を入力する欄があります。


企業側がこれらの情報を見て、あなたにスカウトするかもしれないんです…!
これなら無理矢理ガクチカを作ろうとせず、しっかりと研究に打ち込んだことが評価されるので安心ですね。
逆手に取れば、しっかりと軸を持って研究しているか?が問われていると思います。難しいことができる専門性よりは自分の研究はこれ!といった軸を持っている方が就活には有利になりそうです。
しっかりと研究内容を入力している場合、平均で14通のスカウトが来るようです。
もしスカウト数を増やしたい場合は、
- プロフィール欄をなるべく埋める(70%以上が目標)
- 気になる企業には「気になる!」ボタンを押してアピールする
この2点を試してみましょう。
2. 分野別のイベントで優良企業と出会える
アカリクの就活イベントは、大きく分けて3種類あります。
- Acaric Career Cafe(キャリアカフェ)
- Acaric Career Fes(キャリアフェス)
- アカリク スカウト
これら3つは就活の進み具合によって使い分けるのがおすすめです。
まず一つ目のAcaric Career Cafe(キャリアカフェ)とは、学生が複数のグループに分かれてさまざまな出展企業の話を聞けるオンライン形式のイベントです。

ポイントは、興味のある分野の様々な企業からお話を聞ける、という点ですね。
例として、「ITエンジニア」の分野であれば任天堂や楽天グループ、富士通、「女性限定キャリア座談会」であればソフトバンクや日立など。
企業ごとの違いやその分野で求められることなど、広く情報収集したい方におすすめのイベントになっているようです!
二つ目のAcaric Career Fes( キャリアフェス)とは、学生が興味のある特定の企業に参加するイベントです。
キャリアカフェとの違いは参加する企業の数が多いか一つかといったもので、キャリアフェスでは興味のある企業や職種が特定されている人におすすめのイベントになっています。
こちらもシャープや三菱、KOSEなど、大手優良企業が開催しており、そこそこ目星がついている人は参加必須のイベントですね!
三つ目のアカリクスカウトは、学生と企業の双方からの自己紹介時間が設けられている相互理解を重要視したイベントです。
企業説明会のような形式のイベントではなく、学生の話から進めていく座談会や交流会となっています。

行きたい企業に対して自己アピールの場にもなりますね。
面接よりフラットに話ができそうですし、大人数参加よりも自分の聞きたいことが聞きやすいです!
このように、アカリクでは就活の進捗度によって3段階に分けられるイベントが開催されています。
まず登録したら、どんなイベントが開催されているかだけでも見ておくのがいいでしょう。
3. 院生出身のプロに相談できる
アカリクでは大学院出身の就活アドバイザーが、院生ならではの視点から就活サポートしてくれます。
マッチする企業から推薦応募可能な企業も紹介してくれます。
ESの対策や面接対策も個別でサポートしてくれるため、就活の始まりから終わりまでをしっかりとサポートしてもらえるサービスになっています。
企業からのスカウトがLINEで受け取れる
さらになんと、2022年11月よりアカリクはLINEと連携し始めました。
新機能として、企業からのスカウトメッセージがLINEに届く仕組みができたようです!

LINEでスカウト通知が来れば、見逃したり返事が遅くなってしまったりする心配もなくなりそうですね。(非常に羨ましい…!)
企業からのスカウトをLINEで受け取る
【口コミ】アカリクの評判を徹底レビュー!

では実際にアカリクを使った人たちはどんな感想を持ったのか、評判を徹底的に調べてみました。
まずは使ってよかった評判からみてみましょう。
アカリクの良い評判
良い評判① 大手企業からのスカウトがある
最近スカウトを売りにしている就活サイトも増えてきていますが、理系院生特化のアカリクでも大手企業からのスカウトがあるようです。
思ってもいなかったところからのスカウトは、自分の可能性を広げてくれるみたいでワクワクしますよね。
良い評判② 相談が丁寧
アカリクの就活相談はメンター(指導者)が大学院卒なので、同じ境遇から就活した経験を持っています。
そのため、就活に際してより具体的なアドバイスができるようです。

メンターさんよっては当たり外れがあるようですが、これはどこの就活サイトでもおおよそ同じだと思います。
良い評判③ イベントが好評
イベントに関する評判も良いようです。
専門的な分野ごとのイベントなので、自分の分野に特化した内容が聞けるとのこと。
イベントの待遇もよかったとの声がありましたね。
良い評判④ 一般企業への就活がうまくいく
特に博士課程になると、年齢もそこそこですし研究職としての就活一本になりそうです。
ですが、一般企業に就活して研究にも携わりたいと考える人も少なくないと思います。
そんな人でもアカリクなら就活がうまくいくみたいですね。(全員のお話を聞いてみたい…)
良い評判⑤ Cloud LaTexが使える
Cloud LaTexとは、LaTexと呼ばれるテキスト処理システムで、分野によっては論文執筆ツールとして使用されるものをCloud上で使えるサービスです。
下画面のような構成になっており、プログラミング画面とWord画面が合わさったようなものです。


私は使用したことがなかったので、今回初めて知りました。
研究分野によってはこのサービスがクラウドで使えること自体がアカリクに登録する理由になるかもしれませんね…!
ここまで良い評判をまとめてみました。
無料で会員登録
ではここからは、アカリクを使って嫌だったことや、悪かったことなどを調査します!
アカリクの悪い評判
悪い評判① メールと電話の量が多い
アカリクに登録して、メールや電話の量が多いといった声もありました。
就活サイトに登録した人ならある程度ご存知かもしれませんが、こういった就活サイトは登録後に案内メールや電話が多いことがあります。
この方はアカリクとlabbaseを比較して、アカリクはメールと電話が多いと主張していますね。
悪い評判② 紹介される情報に偏りがある
アカリクは理系の各分野でイベントやセミナーがあると言いました。
ですが、分野によっては案内の数が少なかったり大手企業が参戦してこなかったりします。
この方のツイートを見てみると、アカリクはデータサイエンティストもしくはIT系の就活は間口が広いようですね。
「自分の分野がどうなんだ」と気になる方は、登録して自分の目で確かめてみましょう!
悪い評判③ エージェントの印象が悪い
こちらはエージェントの印象についてです。
この方のように、面談の最初から”厳しい”と言われてしまうとモチベーションが下がってしまいますよね。
どんな方が対応してくれるかで変わってきますが、こればかりは運の要素が大きいですね…
上の二つとも似ていますが、やはり分野ごとの違いはありそうな評判でした。
アカリクを使うべき人とは?

これらを踏まえて、アカリクを使うべき人はこんな人という特徴をまとめてみます。
- 自分から就活にガツガツ行けない人
- 大学院を経験した人からの就活アドバイスが欲しい人
- データサイエンティスト系もしくはITエンジニア系の就職を考えている人
これらがすべてではありませんが、口コミや評判から考えると、このような人たちはアカリクに登録する価値があると思います。
「就活はそろそろ始めないと行けないことはわかっている」
「就活サイトの登録は正直面倒」
ですが、こんな風に思ってしまうのが人間というもの。

ここまで読んでいるあなたは、就活に対して「なにか始めないと」と感じていることでしょう。
情報社会において、就活の最初のステップは”就活サイトに登録すること”以外にありません。
ではアカリクに登録するにはどうすれば良いでしょうか。
【画像付きで解説】アカリクの初回登録方法

アカリクは非常に簡単に登録ができます。(所要時間約3分)
ここからは、画像と一緒にアカリクの登録手順を説明していきます!

まずは下のボタンからアカリクHPへ行き、上の画像の「まずは会員登録」をクリックします。
初音ミクがどーんと出てくる印象的なHPです。
惑わされないようにクリックしましょう。
アカリク初回会員登録手順書 ①基本情報


続いて、基本情報の入力になります。
以下の情報を入れていきましょう。
- 名前
- 性別
- 生年月日
- 都道府県
- 携帯番号
- 出身地
アカリク初回会員登録手順書 ②就学・就職状況
続いて現在の就学・就職状況についての入力です。


まずは以下のものを入力していきます。
- 就学・就業状況
- 修了/卒業(予定)年月
- 就職可能時期
- 主な専門分野
- IT業界への興味・スキル

ここからもアカリクのIT業界への就職間口が広そうなことが伝わってきます!
それぞれ入力していくと下の画像のように、詳細な情報を入れる必要があります。

主な分野は以下の画像から選択できます。
理系のみならず、文系の分野も選択可能です!

また、IT業界への興味やITスキルの有無を問われます。

IT業界に興味があっても、スキルがない…なんて人でも安心です!


👇どの言語ができるのかも選択できるようになっています。

スキルレベルの説明もあるため、自分がどの程度のITスキルか把握するのも一目瞭然です!
はい!
これで以上です。
どうでしょうか、基本情報と就学状況を入力すれば会員登録が完了します。
所要時間は約3分です。
3分で周りと差をつける!
「これだけの情報で本当に就活できるの…?」
そう思ったあなた、正解です。

あくまでも会員登録の手順が以上の通りです。
ですが就活は自分のことをアピールしないと成功しません。
そこでプロフィール欄の充実が必要になってきます。
アカリクではプロフィール欄を研究や論文で埋め尽くせるので、大学院生でも安心して自己アピールができるんですよね。
詳しいことは、また別記事で解説しようと思います。
就活で周りと差をつけるには

就活は周りとの競争が原則です。
「大学院生の強みを最大限に活かした就活がしたい!」
そんなあなたにこそ、アカリクはベストな選択肢になります。
この記事を読んだついでに、とりあえず登録しておくのがおすすめです。
もしかしたら知らないうちにスカウトが来るかも…?

面倒ごとはさっさと済ませちゃいましょう!
また下の記事で大学院生の就活についてまとめてますので、こちらも是非一度ご覧ください。
まとめ
理系大学院生おすすめNo.1の就活サイト、「アカリク」について徹底解説しました。
分野にもよりますが、理系の大学院に所属している院生は登録必須の就活サイトであることは間違いありません。
アカリクを駆使して、大手優良企業からの内定をGetしましょう!
まずは無料で会員登録
大学院生の就活に関して、より詳しく知りたい方は下の記事から。

大学院生の就活が1人でもうまくいくように、私もお祈りしております。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
私が以前あげた就活に関する記事では、「大学院生は”とりあえずアカリク”に登録しましょう!」と豪語しています。それが院生におすすめの就活サイト、アカリクです。